National Disaster Life Support (NDLS) コースは、2003年に米国医師会を中心に開発されたMass Casualty Incidentに対応する災害トレーニングプログラム です。自然災害以外にも、放射線災害や爆発外傷、テロに関する講義も含まれており、国内の災害講習会では類を見ない内容がです。今回の東日本大震災や福島原発事故の対応の際にも非常に役に立つ知識が含まれています。
以下の3つのプログラムが設定されていますのでご紹介いたします。

Core Disaster Life Support (CDLS) :

災害対応のコアな内容を3.5時間の座学で凝縮しお教えします。現在、学生を対象にセミクローズに開催しています。

Basic Disaster Life Support (BDLS) :

多岐にわたる災害対応の知識をの8時間の座学でお教えします。実技はありません。
対象者は、医師・看護師・薬剤師・検査技師・医療事務等の医療従事者をはじめ、消防関係者、警察・海上保安庁の関係者、自衛隊の方、行政機関職員の方、学生、災害医療関係者、薬品関係者、医療ボランティア等、幅広い職種になっています。全国各地でコース開催しています。

Advanced Disaster Life Support (ADLS):

BDLSの講義をもとにより実践的な実習や模擬患者を動員したトリアージ訓練などを含む2日間のコースです。BDLSを受講していることが条件となります。対象者は、医師・看護師・救命士など、災害時に実際に診療に携わる方としています。東京を中心に年1-2回開催しています。

DISASTER paradigmとSALT Triage:

NDLSコースに共通しているコンセプトとして、 DISASTERパラダイム があります。これは災害対応のアプローチを、DISASTERの頭文字の順におこなっていく手法です。

Detection
Incident management
Safety and Security
Assess hazards
Support
Triage and Treatment
Evacuation
Recovery

もう一つは、SALTトリアージです。多数傷病者をSort, Assess, Lifesaving interventions, Treatment and Transport の順にトリアージをすすめていく方法です。
詳しくはコースの中でご紹介いたします。