National Disaster Life Support (NDLS) とは

2001年9月11日米国同時多発テロ事件を契機に、2003年に米国医師会、CDC、ジョージア大学、テキサス大学など を中心に、多数傷病者災害に対応出来る災害トレーニングプログラムが設立されました。

このトレーニングプログラムは、National Disaster Life Support: NDLSと名付けられ、米国全体の災害対応トレーニングを標準化し、大規模災害に対するシステムは強化することを目的としています。

主に3つのプログラムからなり、コアな内容を3.5時間の座学で凝縮し教えるCDLSコース、多岐にわたる災害対応の知識をの8時間の座学で教えるBDLSコース、BDLSの講義をもとにより実践的な実習や模擬患者を動員したトリアージ訓練などを2日間で教えるADLSコースとなっています。

もう一つは、SALT Triageというものがあります。
多数傷病者をSort, ASSES, Lifesaving, Treatment and Transport 
の順にトリアージをすすめていく方法です。

NDLSコースは米国以外でも講習がおこなわれ、これまでに約7万人の方が受講しています。米国以外で定期開催をするトレーニングセンターがあるのは、日本と韓国だけです。全世界で約3千名のインストラクターが誕生しています。

日本では2008年2月よりコース開催が始まり、同年日本にトレーニングセンターが設置されました。
これまで、東京、大阪、千葉、香川、石川、鳥取の全国6ヵ所でコースを開催いたしました。

日本では約2年半の間に、計18回のコースを開催し、受講生はトータル約1800名になりました。

受講生の職種別内訳については、ADLSとインストコースの2つは医師が中心ですが、BDLSは、医師・看護師・救急隊員がそれぞれ4分の1ずつの割合で参加しており、そのほかに消防隊員、海上保安庁、自衛隊、行政職員、学生など多岐にわたっています。
CDLSは、現在のところの医学生のみで開催しています。